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MLM(ネットワークビジネス)の仕組みとは?ネズミ講やマルチまがい商法との違い

MLMの仕組み

MLM(ネットワークビジネス)の仕組みを正しく理解していますか?MLMは世界中で大手企業が導入している合法ビジネスですが、ネズミ講との違いが分からないという方も多いようです。そこで本記事では、MLMの仕組み・報酬を得る方法・違法ビジネスとの違い・メリット・デメリット・成功の秘訣について解説します。

Contents

MLM(マルチ・レベル・マーケティング)とは?

MLM(Multi Level Marketing)とは、マーケティング手法の一種で日本語の正式名称を「連鎖販売取引」と言います。

マルチ・レベル・マーケティングという英語表記から「マルチ商法」と短縮されて呼ばれるケースが多いため、「マルチまがい商法」や「ネズミ講」などの違法ビジネスと混同されている方も多いでしょう。

しかし、MLM(連鎖販売取引)は特定商取引法で認められた正真正銘の合法ビジネスです。

事実、ノエビア化粧品(東証1部指定銘柄)やシャルレ(東京証券取引所2部上場)など、名だたる大手企業もMLMを活用しています。

なお、MLMの合法性や正しい勧誘ルールについては下記の記事を参照してください。

▼参考コラム

MLMとネットワークビジネスの違いとは?

結論から言うと、MLMとネットワークビジネスの内容は基本的に同じです。

MLMとネットワークビジネスの違いは「用語のカテゴリ」の1点だけ!仕組みに違いはありません。

▼MLMとネットワークビジネスの違い

  • MLM:マーケティング用語
  • ネットワークビジネス:ビジネス用語

MLMで商品を販売する仕組みとは?

通常の小売店では、仕入れた商品を顧客に販売した際に発生した差額が利益になる仕組みになっています。

言い換えれば、仕入れさえできれば誰もが商品を販売することができるのです。

一方、MLMで商品を扱えるのが入会したディストリビューターだけ!MLM企業に入会してはじめて「商品を売る権利」が得られる仕組みになっているのです。

▼MLMの特徴

  • 入会しなければ商品を売る権利が得られない
  • 入会金や月会費が発生する

MLMで収入が得られる仕組みとは?

MLMで収入を得る仕組みを大きく分類すると、下記の2種類に分けられます。

▼MLMで収入を得る仕組み

  • 勧誘報酬
  • 商品の売り上げ報酬

勧誘報酬

勧誘報酬について

一般的なビジネスとMLMの最大の違いは、勧誘報酬が得られる仕組みが備わっているという点でしょう。

勧誘報酬の額はMLM企業によって異なりますが、自分が直接勧誘して入会した人だけでなく、紹介者を通じて入会した人が増える度に報酬が得られる仕組みになっています。

▼勧誘報酬の仕組み

  • 自分が勧誘したAさんが入会した場合:5万円
  • Aさんが、新たに勧誘したBさんが入会した場合:3万円
  • Bさんが、新たに勧誘したCさんが入会した場合:1万円

入会した人がMLM企業に支払う入会金の一部が、連鎖的にあなたの報酬になるのです。

▼参考コラム

商品の売り上げ報酬

商品の売り上げに応じて報酬が得られる仕組みは、MLMも通常のビジネスも同じです。

特筆すべきは、勧誘した人の売り上げの一部も報酬として得られるという点でしょう。

MLMは勧誘した人が増える度に連鎖的にピラミッドの裾野が広がる仕組みになっており、勧誘報酬と同じく売り上げの数%が得られるのです。

▼売り上げ報酬の仕組み

  • 自分が勧誘したAさんが売り上げた場合:5%
  • Aさんが、新たに勧誘したBさんが売り上げた場合:3%
  • Bさんが、新たに勧誘したCさんが売り上げた場合:2%

売り上げ報酬の割合はMLM企業によって異なるものの、たとえ自分の販売利益が0円の月でも不労所得が得られる可能性があります。

「MLM」と「ネズミ講」の違い!仕組みを比較

MLMと違法ビジネスである「ネズミ講」は全くの別物です。

ここでは、5つの項目で比較してみましょう。

MLM ネズミ講
法的な扱い 「特定商取引に関する法律」で認定 「無限連鎖講の防止に関する法律」で禁止
商品・サービスの有無 存在する 存在しない
報酬の源泉 売上 入会金や会費
コミッションの範囲 限度が儲けられている 頂点にいる人が全員分を総取り
入会金・月会費 低額 高額

会員を勧誘してピラミッド型の組織を形成するという仕組みは、MLMもネズミ講も同じです。

しかし、ネズミ講は商品の販売ではなく会員からの入会金・会費を収益源にしているため、新規会員が途絶えた段階で破綻してしまいます。

「MLM」と「マルチまがい商法」の違い!仕組みを比較

より見分けにくいのがMLM(マルチ商法)とマルチまがい商法の違いです。

両者の仕組みには「商品が存在する」「売り上げが収益源」という共通点があり、ピラミッド型の組織を形成する点も混同されやすい理由でしょう。

しかし、下記の通りマルチまがい商法にはMLMにはない決定的な違いがあります。

▼マルチまがい商法の特徴

  • ボールペン1本5,000円など、商品の価値と販売価格がかけ離れている
  • 勧誘や販売の方法が強引で、法的ルールを逸脱している

MLMのメリット5つ

仕組みの類似性から、違法ビジネスだと誤解されがちなMLM。

にもかかわらず、入会希望者が途絶えない理由は魅力的なメリットがあるからです。

この段落では、MLMの仕組みがもたらす代表的な5つのメリットについて取り上げてみました。

▼MLMの5大メリット

  • 資格・学歴・業務経験を問わず誰でも始められる
  • 雇用・事務所が不要
  • 時間や場所に捕らわれず自分のペースで行える
  • ノルマを自分で決められる
  • 権利収入(不労所得)が半自動的・継続的に得られる

資格・学歴・業務経験を問わず誰でも始められる

MLMを始めるために、特別な資格や学歴は必要ありません。

長年にわたって主婦だった方、営業とは無縁のデスクワークを本業にしている方でも手軽に挑戦できるのです。

ただし、難しい専門知識は不要ではあるものの、ある程度の成功を目指すには商品について学び、類似商品にはない良さを理解しておかなければなりません。

雇用・事務所が不要

MLMは入会した本人が事業主として単身で行えるビジネスです。

従来ビジネスのように、職員を雇う必要も事務所を借りる必要もありません。

開業資金が少ない分、失敗した時のリスクも最小限に抑えられます。

時間や場所に捕らわれず自分のペースで行える

MLMはビジネスの仕組み上、オフィスに出社・常勤する必要がありません。

1台のスマホさえあれば、時間や場所にとらわれず自分のペースで営業・勧誘に専念できるのです。

だからこそ、副業として活動しているディストリビューターが多いのでしょう。

「在宅で副業がしたい!」「休日や退社後などスキマ時間で働きたい!」という方に選ばれているのも当然かもしれません。

ノルマを自分で決められる

毎月のノルマが設けられていないのも、MLMならではの仕組みでしょう。

通常の営業職であれば、どんなに売り上げが良くても翌月にはリセットされ、新たなノルマが課せられます。

一方、自分でノルマが決められるMLMなら毎月コンスタントに売り上げる必要はありません。

ただし、タイトルやレベルアップを狙う場合は厳しいノルマが課せられる仕組みになっています。

権利収入(不労所得)が半自動的・継続的に得られる

権利収入とは、自分が勧誘した人が入会したり、その人が商品を販売して売り上げが発生したりした場合に還元される報酬を指しています。

つまり、自分の売り上げに左右されない不労所得が得られる可能性があるのです。

ただし、働かずに収入が得られる仕組みはMLMならではの大きなメリットですが、報酬額は勧誘した人の人数や能力次第。

一定の権利収入をコンスタントに得るには、ピラミッドの拡大が不可欠です。

MLMのデメリット3つ

MLMを始めるなら、デメリットについても事前に把握しておきましょう。

この段落では、MLMの代表的な3つのデメリットについて取り上げてみました。

▼MLMの3大デメリット

  • 家族・友人・知人との関係が悪化する可能性がある
  • 金銭感覚が変化する人もいる
  • 十分な収入を得るまで時間がかかる

家族・友人・知人との関係が悪化する可能性がある

MLMはマルチ商法という通称から、ネガティブな印象を持たれがち。

どんなにビジネスの仕組みや商品自体が優れていても、「ネズミ講でしょ」「怪しい商品を売りつけられるのでは?」と敬遠されることも珍しくありません。

中には、MLMをやっていると知られただけで家族・友人・知人に心配されたり、疎遠になったりするケースも多いようです。

特に同居している家族には理解・賛同が得られるよう、MLMの仕組みや正当性を詳しく説明しておきましょう。

金銭感覚が麻痺する人もいる

MLMで階級がアップしたり権利収入が得られるようになったりすると、かなり高額な報酬が得られます。

しかし、ビジネスに波は付き物!下降している業績をごまかすために、借金をしてまで自爆買で商品を仕入れてしまう人もいるのです。

高額報酬を一度経験してしまうと金銭感覚が麻痺し、「半年で巻き返せる」「年末には利益につながる」と根拠のない皮算用が先行するのでしょう。

十分な収入を得るまで時間がかかる

確かに、MLMの仕組みを上手く活用すれば高額報酬も夢ではありません。

しかし、MLMで高額報酬を得るにはネットワーク組織の拡大が必須なため、それなりの時間が必要です。

自身の売り上げや勧誘人数を増やすのはもちろん、入会してくれた方への指導・教育にも力を注ぐ必要があります。

MLMで失敗する理由

MLMの仕組みは、優れたビジネス形態として世界中で用いられています。

しかし、誰もが簡単に成功できる訳ではありません。

MLMで収支がマイナスになった、十分な報酬を得る前に挫折したという方の多くは下記のような理由を挙げています。

▼MLMで失敗する3大要因

  • 活動時間や経費を十分に確保できない
  • 焦りから無理な勧誘を強行し、家族や友人との関係が悪化する
  • 自爆買い(ムリな仕入れ)を繰り返して破産する

MLMを成功させる秘訣3つ

では最後に、MLMを成功させるノウハウをご紹介しましょう。

▼MLMを成功させる秘訣

  • PDCAを重視する
  • 無理のない仕入れと在庫管理
  • MLMに強い買取店をリサーチしておく

PDCAを重視する

仕組みが優れているとは言え、やる気や勢いだけで成功するほどMLMは簡単なビジネスではありません。

むしろ、仕入れ・販売・勧誘の全てをシステマチックに進める方が得策。

そこでおすすめしたいのが、MLMで成功している人が必ずと言って良いほど導入しているPDCAの順守です。

▼PDCAの解説

  • P(Plan)計画:実現可能な目標を立てる
  • D(Do)行動:目標達成に必要な行動を実行する
  • C(Check)評価:仮説通りに売り上げが伸びたか検証する
  • A(Act)改善:改善点を元に計画をアップグレードする

PDCAを重視することで「何をすべきか?」「何が間違っていたのか?」が明確になる分、我流で回り道をするリスクが減り最短距離で成功に辿り着けるのです。

無理のない仕入れと在庫管理

ランプアップを目的とした無理な仕入れ、煩雑な在庫管理はMLMの最大のリスクと言っても過言ではりません。

仕入れはあくまで売り上げの見込みから算出し、品質を損なわないように保存状態にも気を配りましょう。

▼参考コラム

MLMに強い買取店をリサーチしておく

見込んでいたほど売り上げが伸びず、仕入れた商品を在庫として抱えてしまうケースもあるでしょう。

そんな在庫リスクに備えて、専門の買取店をリサーチしておくのもMLMを成功させる秘訣です。

MLMに特化した買取店が、損失を最小限に抑えるセーフティーネットになってくれます。

▼参考コラム

まとめ

MLMは少ない資金で手軽に始められる反面、高額報酬を得ている人はほんの一握り。

だからこそ、MLMで成功するには仕組みを正しく理解してメリット・デメリットを事前に把握しておくことが肝要です。

その上で、適量の仕入れ・在庫管理・買取店のリサーチなど、あらゆるリスクに備えておきましょう。